まるこの探しもの 

転勤族の妻です。アラフィフ、これからを模索中。

図書館サービス特論 レポート

まぁです。

いつもありがとうございます。

 

 

最近どうもブログで書くことが浮かびません。

 

司書の通信講座で書いていないものをとりあえず

書いてみようと思いました。

 

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やっぱり、4回の再提出を乗り越え合格した

「図書館サービス特論」レポート、いきたいと思います。

 

実はこの科目につきましては「総合判定」という

普通と違うところに回された感じがあり、その点

正直よくわからないんですが合格は合格ということで(^-^)

先日修了証書も無事届きました。

 

4回書き直したところで稚拙というか、大したものではありませんが

行きづまったときにのお役に立てればうれしいです。

 

書き直しを経るほどに、しっくりいかなさを感じています。

 

くれぐれも参考としてご覧いただきますようお願いいたします。

 

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

設題

身近にある公共図書館を実際観察し、その図書館で行われている課題解決サービス

の内容及び特徴を述べるとともに、設置されている地域の課題を考えると他にどのようなサービスが実現可能か具体的に提示してください。

 

1.はじめに

 今回レポートを書くにあたり○○図書館を観察し少しお話を聞かせていただいた。平成17年4月に合併により新石巻市が誕生し、平成18年には河北、雄勝、河南、桃生、北上の各公民館図書館が○○図書館分館と改称されている。市民の生涯学習、地域の情報発信施設として時代の変化に伴い高度化・多様化するニーズに答えるため、迅速かつ的確に必要な情報の提供に努めるとともに市民の自主的な生涯にわたる学習活動の支援に努めることを方針としている。

 

2.○○図書館の課題解決支援サービス

 ○○図書館は昭和48年新築の年季の入った建物である。面積は5068㎡。比較的小さい

図書館ではないだろうか。平日はあまり児童室に利用者がいる様子は見られない。○○図書館ではあまり課題解決支援サービスの取り組みがされているように感じられなかったがお話によると①子育て・児童サービス、②学校支援サービスに軸が置かれているようである。

 児童コーナーの近くに育児書、料理本、手芸の本など子育てに役立ちそうな資料が設置されている。子育てサービスについては「赤ちゃん向けの本」「3.4歳向けの本」「かみしばい」がわかりやすく配架されており「あかちゃんおはなし会」や「楽しいおはなし会」が月2回ずつと「紙芝居とお話の会」が月3回行われている。土日には親子ずれも見られるので利用者が持っていくことが出来る、読み聞かせに適した本などのリストの用意があればなお良いと思われる。

 ②の学校支援サービスについては学習テーマにとって調べ物の本を貸出しているとのことである。他にも各クラスに30冊ずつ学級貸出をすることができる。職場見学や体験も受けており、子育て支援センターへの出張図書館サービスも随時行っているとのことである。ここでは学校が何を目指しどういう視点でサービスをするのかしっかり確認される必要がある。そして情報化社会といわれる今の時代を生きる児童・生徒に知ることの重要性を教えていかなければならない。

 ○○図書館に関してもう1点付け加えると「資格に特化したコーナーがあるといい。」という利用者からの声により最近そういった資料を集めた小さなコーナーを作ったそうである。こういったことから課題解決支援サービスに発展していくことを期待したい。利用者の声は重要である。

 

3.これから実現可能なサービスについて

 ○○図書館は子どもに向けてのサービスは充実していると思われるが高齢者へのサービスにもう少し力を入れても良いのではないか。

 ○○市の人口は減少傾向にあり高齢化率は今後も伸びると予想されている。新聞コーナーで新聞を広げている高齢者は少なくない。少しずつ大活字本を揃えるなど高齢者や視覚障害のある方に向けて準備されており今後冊数が増えていくことが期待される。現在180,519点ある全資料のうち大活字本は2,311冊であり全体の約1.28%となっている。9類の文学の蔵書数が35,236冊や児童書の蔵書数64,891冊と比較しても決して多いものではない。

 ちなみに○○図書館では高齢者施設へ団体貸出を行っているそうである。65歳以上の人口の割合は2010年から2020年の間に27%から33%に伸びている。今行われているのはほぼ子どもに向けての行事であるが大人に向けての講座などの行事があっても良くはないだろうか。これからいろいろ工夫が必要である。

 他に実現可能なサービスとしては大学生、高校生に向けた就職支援が考えられる。

 「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は2014年から政府が進めてきた来た政策である。「令和2年度第5回○○まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議」の資料を見ると大学生、高校生が考える就職先が市外である理由として「わからない。」の回答が多かったとある。図書館に出来ることは若者と市の中小企業を結び付けるサポートをすることではないか。

 学生を図書館へ誘導するためには市内の学校の就職課や、学校図書館、ハローワークと提携し業界研究などは図書館で行うように促してもらえると良い。履歴書の書き方面接対策などの資料も纏まっていると良い。ニーズはあるのではないか。実現すると良いと思う。

 

4.おわりに

○○図書館の令和3年の登録率は、人口140,068人で36.5%である。令和3年○○図書館の要覧には「施策と事業」として『雑誌、新聞、趣味、子育て、健康、就業など市民生活に役立つ幅広いジャンルの資料の収集と保存』とある。これはまさに課題解決支援サービスと思われる。これからである。課題解決支援サービスは図書館員にとってやりがいのある仕事になっていき同時に地域社会を円滑にしていくきっかけになるのではないか。

 

参考文献 

大串 夏身『課題解決サービスの創造と展開』2008 青弓社

○○図書館『令和3年度○○図書館要覧』2021 ○○図書館

 

閲覧サイト

○○市 地方人口ビジョン検討資料

令和2年度第5回○○まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議  

 

 


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